萌え豚っていうな!

萌えヲタのことを萌え豚となんの根拠もなく言うのを止めさせることを目的としたブログ。自分で言うことも含む。

メディアリテラシー

Twitterに満足できない人って?――メタネーム理論によせて

このところ立て続けにTwitterについての批評を書いてきました。 いえ、あれは批評というか、ほとんど愚痴のようなものでして、リツイートなど一度もされたことがないコミュニケーション弱者の戯言とでも申しましょうか。 しかし、そこで、はたと筆者は考える…

Twitterで質問していいのはフォロワー何人以上?

Wikipediaによると、Twitterは「コミュニケーションのためのもの」だそうです。 Twitter(ツイッター)は、 個々のユーザーが「ツイート」 (tweet) と称される短文を投稿し、閲覧できるコミュニケーション・サービスである。 またコミュニケーションとは「情…

Twitterをなぜつまらないと感じるのか

Twitterのユーザーは「ある制約」と戦っています。 それは「140という文字制限」で、これを守ることで「使用の資格(ライセンス)」が得られます。 ですが、筆者の見立てによると、およそ5倍の700文字は必要になることがしばしばあります。 それは次の等式に…

相撲の八百長疑惑についての報道がおかしい件

「力士が証言したから八百長はあった」 このような論調で統一されているようですが、まったく意味が分かりません。 「力士本人からの証言」に何の価値があるというのでしょう。 というのも、朝昇龍の「横綱の品格問題」のとき、世間は「ガッツポーズしたって…

芦田愛菜(あしだ まな)が天才子役といわれる理由――メディアディバイドの弊害について

あんな感情表現が豊かな子など、日本にはめったにいません。 少なくとも逆のタイプ、つまりは「僕と彼女と彼女の生きる道」(CX)で草なぎ剛の娘役をやった美山加恋や、「ポニョ」の大橋のぞみといった、どこか不貞腐れたいかにも日本人らしいタイプの女の子…

チリの落盤事故はなぜ世界中で感動を呼んだか?

正月の2日にNHKで「新春TV放談2011」という番組をやっていたのですが、そこでチリの落盤事故が語られていました。 出演者の矢口真里いわく、「ハッピーなニュースが少なかったから(受けた)」だそうですが、これは大きな間違いです。 なぜなら、日本…

K-POPから読み解くアジアのメディアリテラシー――1位:日本、2位:韓国、3位:その他アジア

おとといのエントリでは、2010年のKARAの日本国内における活動について論じました。 今回は、それをベースにしつつ、「日本」を出て「アジア全体」についての考察を、「KARAと少女時代の活動を併せたもの」として論じたいと思います。 ギョーカイ用語と親近…

「酷い内容の授業をした教師がいる」という報道に対する、コメンテーターの酷い反応。

昨日から今日にかけて、メディアではあるニュースが報じられました。 教師が小3に「殺人問題」、18人の子どもを1日に3人ずつ殺すと… http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100916-OHT1T00045.htm 詳しくはリンク先を読んでもらうとして、要するに…

なぜ批判ばかりされる政治家が選挙に落ちないか

以前に投稿したこちらのエントリについて、少し付け加えておくべきことを見つけました。 政治家やタレントの言動を分析する専門家に気をつけろ http://d.hatena.ne.jp/salbun/20100902/1283397519 タイトルが意味しているのは、「日本人の行う心理分析はアメ…

政治家やタレントの言動を分析する専門家に気をつけろ

おとといの予告どおり、今日は少女時代(@「めざましテレビ」)について書こうと思ったのですが、それは明日にまわします。 先に書いておきたいことが見つかったからです。 いまちょうどテレビを見ていたのですが、「ひるおび」(TBS)で、民主党の代表選につ…

「24時間テレビ」の視聴者は、「こころの処女膜」を求めている

泣いてましたね。 「24時間テレビ」(NTV)のチャリティーランナー、はるな愛のことです。 スタート前(開始1時間ぐらいのところ)からすでに泣いていて、そのままZARDの「負けないで」が流れ出しそうな勢い*1だったのですが、「とりあえず泣いとけ」みたいな…

AKB48のチームAとB、「森田一義アワー」に出る。

いやぁ、見事でしたね。 おととい、チームKの出演に絡めて「仕事のホーム&アウェー」に触れましたが、正直言って、昨日のチームAの出演では、そのことを再確認するハメになってしまいました。 それで、今のいままで、かなりネガティブな文章を書き殴って…

妹萌えの正体――「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」から考える

現在まで全6巻が発売され、累計販売部数は120万を突破、2010年の10月からはアニメ版の放送が決定したライトノベルの人気タイトル「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」。 この作品の読みどころは、1巻に尽きます。 まずは、あらすじの説明から入りましょう。…

「モヤモヤさまぁ〜ず2」、ゴールデンへ出てからの経過をみる

テレビ東京で毎週日曜19:00から放送中の番組「モヤモヤさまぁ〜ず2」。 これはいわゆる「街ブラ(街歩き)番組」というやつで、「ぶらり途中下車の旅」(NTV)、「ちい散歩」(テレビ朝日)、「鶴瓶の家族に乾杯」(NHK総合)、「ブラタモリ」(NHK総合)などとお…

池上彰のニュース解説番組を見ているやつは小学生並のバカ

テレビ朝日では現在、毎週水曜日20:00から「池上彰の学べるニュース」という番組を放送しています。 これは「日ごろ耳にするニュースのうち、よく分からないものを噛み砕いて解説する」という内容でして、ジャンルでいうと『ニュース解説番組』に当たります…

「ヲタ卒した」「いまはアンチ」と言うやつに限ってマジファン的行動を取っている件について

2ちゃんねるの狼掲示板には、ハロプロに対するネガティブな書き込みが溢れています。 「ハロヲタなんて辞めたから」 「今はむしろ嫌い」 そうやって公言し、朝から晩まで板に張り付いているひとは、ひたすらに悪口を書き込んでいるのだという話なのですが、…

ウェブはKYと外人のもの −ネットユーザーはなぜリア充を毛嫌いするか−

「ウェブはバカと暇人のもの」(中川淳一郎著)によると、ウェブニュースで取り上げて好評なのは、具体的な数字がある商品・情報だといいます。(p172) 同書でとりあげているのは、通常より2倍大きいカール、通常より1.5倍辛いハバネロで、まぁ、シャア専用…