萌え豚っていうな!

萌えヲタのことを萌え豚となんの根拠もなく言うのを止めさせることを目的としたブログ。自分で言うことも含む。

AKB48のチームAとB、「森田一義アワー」に出る。

 いやぁ、見事でしたね。

 おととい、チームKの出演に絡めて「仕事のホーム&アウェー」に触れましたが、正直言って、昨日のチームAの出演では、そのことを再確認するハメになってしまいました。

 それで、今のいままで、かなりネガティブな文章を書き殴っていたのですが、今日のチームBを見て、考えが変わりました。

 昨日からの流れを断ち切る、見事なできになっていて、チームによってここまでカラーが違うのかと驚かされた次第なのです。

チームAを、チームBがフォローした格好に

 おとといのエントリで、「チームKがよかったのは、メンバーが質問側に立つことで、アイドル特有のしゃべりのヘタクソさが隠れたからだ」と書きましたが、昨日のチームAに関しては、それがモロに出てしまった感じです。

 とくに大きな盛り上がりもなく、通りいっぺんの会話しか出来ませんでしたから、視聴者の多くに、「やっぱアイドルってこんなものか」と思わせる内容になっていたのです。

 今日のチームBは、その点で見事でした。

 柏木の「軟体ネタ」で掴んだあと、まゆゆの鉄板「『サザエさん』のアナゴさんを8秒で描く」によって場が温まり、CM明けにいきなりはじまった近野の「SMAP中居のモノマネ」で完全に沸きました。

 「3日連続で、同一のタレントがタモリストラップをゲットする」という狙いこそ達成できませんでしたが、まぁ、これは取ろうが取るまいが盛り上がる状況だったので構いません。

 というか、ここまで客観的に書いてきましたが、いち視聴者として見ても、かなり楽しめる内容になっていたので、これは「アイドルのアウェー仕事」として100点の出来と言えるのではないでしょうか。

 3日間のつながりとして見ても、先輩・チームAの不足が、後輩・チームBによって補われるという、すばらしい連係プレーだったと思います。

アイドルの命は動きである

 チームBの勝因はやはり、チームKと同じ「トークをしなかったこと」です。

 チームAは、あまりにも真正面からぶつかってしまったのです。

 Aの武器としては、たかみなの「すべる話」や、こじはるの「天然ボケ(?)」といったものがありますが、これはどちらも「トーク」ですから、トーク自体がうまく回らない環境では、武器というよりお荷物になってしまいます。

 あまつさえ、どちらもあまり喋っていませんでしたから、そりゃつまらないよなという話です。

 ホームの「AKBINGO!」(NTV)を見ていても、人気の企画は「ムチャぶりドッジボール」という「スポーツもの」、そして「ショージキ将棋」という「内輪ウケの暴露大会」ですから、やはり「アイドルはアウェーでトークが出来ない」が(何度目かの)証明をされたという形です。

 その点で、秋元の「ゴリラ」のあるチームKや、先ほど書いたチームBが活躍できたのは、「動きを活かした」という理由で、必然なのです。

チームのカラーについて

 日ごろ、メディアで目立つのは、前田(敦)・篠田・小嶋(かつては板野も)のいるチームAですが、最古参ということもあって、どこか落ち着いた印象があります。

 ここでは、それが裏目に出たというところなのでしょうね。

 一方で、「総選挙1位・大島優子」という掴みを持つチームKは、中堅という感じで、若干、もう少し秋元が目立ってもよかったような気はしますが、そんなものなのでしょう。

 むしろ、「チームAとチームBの中間」という説明が、今はしっくり来るのではないか。

 これはある意味で、オールマイティということですから、政権交代があったことと並んで、(主にホーム的な意味として)今はチームKの時代なのかなという気もします。

 ただ今回の結果から分かるように、チームBの躍進も見逃せませんから、今後はより一層のせめぎ合いが予測され、ファンとしては目が離せなくなりますね。