萌え豚っていうな!

萌えヲタのことを萌え豚となんの根拠もなく言うのを止めさせることを目的としたブログ。自分で言うことも含む。

おまけ文化としてのスマホゲー

いまや萌え系のスマホゲーのCMがお茶の間に流れることは当たり前になった。 アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージのCM だが前回書いたように、萌えは無視される。salbun.hatenablog.com これにはいくつか問題があるが、その1つを今回は考…

萌えヲタがされているのは「批判」じゃなくて「無視」

前回みたように萌えヲタは意外と有名人にもいる。salbun.hatenablog.com だがそのヒカキンが萌えヲタだと知られていないように、たとえばテレビで全然語られない。 それは萌えヲタや萌え、声優が無視されているからだ。 今回はそのことをほかの事例を挙げな…

ヒカキンって実は萌えヲタだぜ

このブログの目的は萌えヲタが萌え豚と呼ばれることをなくすことだ。 萌えはバカにされているが、実際はとても一般的な感覚だ。 証拠を挙げる。 ヒカキンは萌えヲタなのだ。 ■一般人に人気のゲームで女の子のキャラを選ぶヒカキン これを見て欲しい。ヒカキ…

なぜ石原夏織はテレビに呼ばれず、小倉唯だけ呼ばれるか

前回の記事でオタクはむしろビッチが好きで、一般人こそ清楚にこだわっていると証明した。 今回はその誤認による結果がどうなっているかを紹介する。 とりあげるのはゆいかおりの2人だ。 毎回のように登場しているが、それぐらい重要な二人なのだ。 理由はま…

オタクはビッチ好き、一般人こそ清楚好き

前回、前々回と証明してきたことは次の2つだ。 1)萌え(声)ヲタをキモいと言う大本であるはずのギャルは、萌え(声)ヲタをキモがってない。 2)実際、ギャル=ビッチっぽい声優である石原夏織はビッチを要求する鷲崎健にハマってない。 これは一般にも…

鷲崎健はおもしろくない

萌えヲタや声優ヲタは豚扱いされている。 その理由である「クラスの女からキモがられてるから」というのが、嘘だったと前回書いた。 今回はおなじ嘘を別角度から暴いてみたい。 ■鷲崎健というアニラジ司会者 「キモがられる」というのは言い換えるなら「コミ…

渋谷のギャルは萌えヲタをキモがってない

萌えヲタは自他ともに萌え豚と言われている。 それはキモいからとされる。「萌え豚_キモい」の検索結果 ではなぜキモいのかというと、女がキモがってるからだろう。 萌えヲタ・声ヲタは基本男だが、それを周囲の男が叩く。 そのとき彼ら自身の判断もあろう…

おまえら萌え豚(声豚)って言われてくやしくないの?

オレはくやしいよ。 萌えヲタが一般に萌え豚と呼ばれるようになったのは、2011年の「インフィニット・ストラトス」あたりからだから、ここ10年ぐらいだな、オレはずっと不満だらけだったんだ。 世間の萌えヲタがそれにわざわざ乗っかっていってるのも含めて…

東浩紀はなぜ迷走したか

東浩紀は迷走している。 そう言うと反対の声が挙がってくるだろう。 彼は有名な批評家に見出され若くしてデビューし、以来、テレビにもたびたび出演してきた。 書籍の売り上げも好調だったし、妻子持ちで、批評家を養成する講座を複数手がけたり、出版やカフ…

萌えとはなにか

萌えは一時期もてはやされたことばだ。 一般に20世紀末に生まれたとされ、05年の「電車男」を期に一般に広まった。 また深夜アニメやゲームといった二次元を題材にしたコンテンツの背後にのみある思想ともされ、同時にそれは非常にくだらないものとされてき…

「けいおん」──あるいは「女の子が部活やってるアニメと視聴者の人生と何の関係があるのか」について

一般に本作は批判されてきた。 それはおよそ次の4つの点においてだ。 1)萌えである 2)中身がない(明確な物語構造がない) 3)部室から出ない 4)男が出てこない それは大きな勘違いで、関係はあるし、いまの人類社会を象徴する世界的な大傑作だ。 本…

Twitterに満足できない人って?――メタネーム理論によせて

このところ立て続けにTwitterについての批評を書いてきました。 いえ、あれは批評というか、ほとんど愚痴のようなものでして、リツイートなど一度もされたことがないコミュニケーション弱者の戯言とでも申しましょうか。 しかし、そこで、はたと筆者は考える…

Twitterで質問していいのはフォロワー何人以上?

Wikipediaによると、Twitterは「コミュニケーションのためのもの」だそうです。 Twitter(ツイッター)は、 個々のユーザーが「ツイート」 (tweet) と称される短文を投稿し、閲覧できるコミュニケーション・サービスである。 またコミュニケーションとは「情…

Twitterをなぜつまらないと感じるのか

Twitterのユーザーは「ある制約」と戦っています。 それは「140という文字制限」で、これを守ることで「使用の資格(ライセンス)」が得られます。 ですが、筆者の見立てによると、およそ5倍の700文字は必要になることがしばしばあります。 それは次の等式に…

Twitterの使い方、変えました。

先日はじめたTwitterですが、こちらのほうに表示するのを止めました。 理由としては、存外につぶやかない日が多く、ブログが空しい更新をくり返していたということ、それから140字ではろくに言いたいことが言えないということです。 なぜなのかは別のエント…

Twitterはじめました。

いまさらですが。 それと更新の断絶と震災の関係を気にしていらした方がいたとしたら、ご心配をおかけしました。 かなり揺れたのですが問題はありません。 ただTwitterへの誘導のしかたがよく分からなくて困っています。 0時ごろまとめが出るようなので、そ…

2011年04月30日のツイート

window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "https://platform.twitter.com/widgets.js"; fjs.paren…

相撲の八百長疑惑についての報道がおかしい件

「力士が証言したから八百長はあった」 このような論調で統一されているようですが、まったく意味が分かりません。 「力士本人からの証言」に何の価値があるというのでしょう。 というのも、朝昇龍の「横綱の品格問題」のとき、世間は「ガッツポーズしたって…

KARAの分裂問題について

朝起きてテレビをつけたら驚きました。 4人KARA「辞める」…人格冒とく苦痛 http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20110120-726632.html (一般的な報道) 演芸協「KARAの背後人物がいるなら探し出す」 http://news.livedoor.co…

芦田愛菜(あしだ まな)が天才子役といわれる理由――メディアディバイドの弊害について

あんな感情表現が豊かな子など、日本にはめったにいません。 少なくとも逆のタイプ、つまりは「僕と彼女と彼女の生きる道」(CX)で草なぎ剛の娘役をやった美山加恋や、「ポニョ」の大橋のぞみといった、どこか不貞腐れたいかにも日本人らしいタイプの女の子…

「URAKARA」とAKB48のドラマ――「ドラマ24」にみる日韓のアイドルのちがい

アイドル冬の時代以降でしょうか。 「アイドルドラマ」というジャンルが消えて久しいのが昨今ですが、その意味でいうと、テレビ東京の「ドラマ24」が息巻いています。 いまをときめくAKB48の「マジすか学園」が放送されたのが去年の春。 その前には派生ユ…

AKB48が全国区になり、初音ミクがローカルで終わったわけ

腹8分目で我慢できたかどうか。 タイトルに対する答えは、これに尽きます。 言い換えるなら、「オタク的知識の押し売りを我慢できたかどうか」です。 「AKB=総選挙」という舌足らずの勝利 AKBは売れた時点で4年もの蓄積がありました。 秋元康からすれば、…

アニメの飛行シーンについて――「夢喰いメリー」の山内重保(演出)という反面教師

2011年もあけまして、第1クールのアニメがぞくぞくと放送をスタートさせていますが、すこし気になった点がありました。 それはTBSの深夜に放送している「夢喰いメリー」という作品で、OP(アバンタイトル*1)の演出が酷かったのです。 演出家:山内重保につ…

AKB48への批判をまるっと論破してみる。

あらかじめ言っておきますが、筆者は怒っているわけではありません。 そもそも「日本の芸能界は叩かれないと人気が出ない」のですし、下で例に挙げてるやつらだって、「ネタにし易いから使っているだけ」なのです。 まぁ、実際にバカなんだろうな…というやつ…

チリの落盤事故はなぜ世界中で感動を呼んだか?

正月の2日にNHKで「新春TV放談2011」という番組をやっていたのですが、そこでチリの落盤事故が語られていました。 出演者の矢口真里いわく、「ハッピーなニュースが少なかったから(受けた)」だそうですが、これは大きな間違いです。 なぜなら、日本…

K-POPから読み解くアジアのメディアリテラシー――1位:日本、2位:韓国、3位:その他アジア

おとといのエントリでは、2010年のKARAの日本国内における活動について論じました。 今回は、それをベースにしつつ、「日本」を出て「アジア全体」についての考察を、「KARAと少女時代の活動を併せたもの」として論じたいと思います。 ギョーカイ用語と親近…

2010年の日本のアイドルのまとめ――AKBと「もしドラ」、平野綾のテレビ進出

2010年のアイドル業界は、AKB48とK-POPに席巻されました。 一方で、ハロプロは凪ぎに入ってしまい、クリティカルな現象が見受けられない状態が続いています。(ここ数年と同様に。古参ゆえの宿命でしょうか) 道重さゆみのブレイクは大きなトピックですが、…

2010年のKARAの日本での活動のまとめ(2)――「純粋アイドル」としてのテレビ出演

昨日の続きです。 2010年の日本のテレビはK-POPのグループに席巻されましたが、とくに目立っていたのがKARAの活躍です。 音楽の面では若干、少女時代のセールスが上まわったようですが、これは誤差と言えるもので、「バラエティへの出演ラッシュ」を考慮すれ…

2010年のKARAの日本での活動のまとめ(1)――「ジャンピン(韓国語ver)」の意味

今年も暮れにさしかかり、一年の総まとめをしておく時期になりました。 今回は日本におけるKARAとK-POPの動きを見ていきましょう。 K-POP旋風は巻き起こったか? 以前、筆者はこんなエントリを立てました。 KARAは日本でウケるか −4 Minuteの舞台裏に見る試…

就職難なんて存在しない。

夕べ、「日本の、これから」(NHK)という番組で、就職難について取り上げていました。 テレビの討論番組というのは、いつも不満が残る内容なのですが、それは今回もおなじです。 年の瀬になり、あと数日で新年がやってくる(就職活動の本格化)ということで…