おまえら萌え豚(声豚)って言われてくやしくないの?
オレはくやしいよ。
萌えヲタが一般に萌え豚と呼ばれるようになったのは、2011年の「インフィニット・ストラトス」あたりからだから、ここ10年ぐらいだな、オレはずっと不満だらけだったんだ。
世間の萌えヲタがそれにわざわざ乗っかっていってるのも含めて。
あいつら自分で豚って言うんだもん。
「声豚速報」とかさ。
■オレの萌えヲタ暦
もう萌えヲタをやって結構な年月になる。
無自覚だった時期も含めれば、20数年ぐらいかな、初恋の芸能人が横山智佐(@NG騎士ラムネ&40)だったから。
「エヴァ」(95年)→「マリみて」(04年)→「けいおん」(09年)ってなって、意識し出したのはこのあたりから。
平行してラノベにもハマって、「ハルヒ」「マリみて」(04年)→「俺妹」(08年)→「はがない」(09年)ときた。
萌えゲーにもハマって、「フォトカノ」(12年。むろんパンツ目当て)とか「デドアラ5U」(13年。むろんマリーローズのパンツ目当て)とか「ポケモンXY」(13年。むろんセレナたんのお着替え目当て)とかな。
■アイドルから声優へ
このブログはずっとアイドルについて書いてきたけど、2011年いっぱいぐらいでいったん更新自体やめた。
なぜならAKB48がおもしろくなくなったから。
AKBがおもしろかったのは初期のころまでだから。
理由はまたいつか書くし、過去記事を読んでもらえれば少しはわかると思う。
そしてそれと前後して「マリみて」「けいおん」と出会って、声優にハマっていった。
だが声優についてどう書いていいかわからず、ずっと悩んでた。
悩みながらアイドルについて書いてた。
前のツイッターアイコンを病床の初音ミクにしてたんだが、それはそのため。*1
このブログは批評系だけど、声優を批評してるやつなんてほぼ絶無だったしさ。
■なぜ再び更新を開始したか
それでもいまこうしてまた書き始めたのは、使命感があるからだ。
萌えヲタを萌え豚と言うことにせよ、声優ヲタを声豚と言うにせよ、まったく根拠がないんだよ。
たとえばネットの声ヲタはみんな小倉唯が嫌いでアンチスレばかり立つが、そのくせ「小倉ばかりチヤホヤされてキャリさん(ゆいかおりでの小倉の相方・石原夏織)にも注目しろ!」と言う。
だが「小倉のアンチスレばかり」と「小倉ばかりチヤホヤされる」は矛盾してるだろ?
そういうやつを見てると石原が好きなんじゃなくて、小倉(清楚な声優)が嫌いなだけだろって思うよ。
オレはこういうのをどうにかしたいと思った。
■萌えヲタをやっていても社会に認められない
またなんでそれをどうにかしなきゃいけないかって理由もある。
それは萌えヲタをやってても現実でともだちも彼女もできないってことだ。
まず声優とか萌えとか(ゲームとか)の話題はネットにしかない。
だから現実で萌えヲタとして世間に認められるには、ネットでの語りが大事になってくるが、その語りが混乱してるんだ。
そもそも萌えの決まった定義さえない始末だ。
だからいくらネットで活動しても、現実に反映されないんだよ。
「ラブライブ」が「紅白」に出てもいまいちなのは、そのためだ。
■このブログのテーマ
このブログではその問題を解決するために、2つのことをテーマにする。
1つ、萌えとはなにかってこと、2つ、自虐ナルシズムとはなにかってことだ。
萌えは21世紀の世界を席巻する重要な思想なんだが、その価値や意味がわかられていない。
それは単なる誤解や知識不足による場合、1つめ(萌えとはなにか)で解決するだろう。
だが問題はそう単純じゃなくて、その誤解や知識不足をそもそも解消しようという気にならないやつらがいて、その場合、2つめ(自虐ナルシズムとはなにか)が必要になってくる。
自虐ナルシズムはその名の通り、自分の価値を貶めるもので、それゆえ萌えヲタは自分の首を絞めている。
その具体例が自分で自分を萌え豚と言うということなんだ。
■最後に
それを止めないと萌えの発展はないし、萌えヲタが社会に認められたり、モテたり、友達ができたりってこともない。
だって親にさえ萌えや声優が好きだって話をできてないだろ?
だからまずネットの語りを変えなきゃいけないし、そういうことをこのブログやツイッターを通じて訴えていくつもりだ。
最後に言っておく。
萌えでなにが悪い、パンツゲーでなにが悪い、清楚な声優が好きでなにが悪い、黒髪の処女が好きでなにが悪い。
そして萌え豚って言うな。
*1:理由はほかにもあるがいまはまだ語るときじゃない。