AKB48の恋愛シミュレーションゲームが出るらしい。
「究極の恋愛妄想ゲーム」というらしいですね。
予めメンバー全員がプレイヤーのことを好きで、そのうちの47人をフって、1人を彼女にすることが目的なんだとか。
でも、それって「妄想」のうちに入るんでしょうか。
「食事はどうしよう」とか「着てきた服をどうやって褒めよう」など、こちらを振り向かせるためにあれこれ考えることを”想像”と言うんだのに、はじめから好きなのだとしたら、それは思考停止してるってことでしょう。
いえ、筆者はこのゲームを楽しみにしてる(=金欠で買えないにも関わらず――)のですが、「究極の恋愛妄想ゲーム」ってコピーはおかしいだろうと言いたいのです。
AKBははじめ「会いにいけるアイドル」と言っていましたが、それは言い換えれば「テレビじゃ見られないので劇場へ来い」とファンに命令していたに等しいわけです。
それがいつのまにか「会いにいかなくてもいいアイドル(=テレビで見られるから)」や「会いにいけないアイドル(=チケットが取れないから)」に変わってしまったわけです。
簡単に言うと、ファンに対して甘くなったのであり、その究極形が、この「何も考えずにプレイできるゲーム」なのではないでしょうか。