「サマーウォーズ」を見たこととか予告とか、いろいろ
昨日放送した「サマーウォーズ」を見ました。
感想としては、「うまくまとめられない」というのが現状で、「感動する部分がある反面、後味が悪い・納得がいかない点が多い」という感じ。
最近のアニメって、こういうことが多い気がします。
「けいおん!」とか特にそうで、「キャラ」は「身もだえするほど可愛くて好き」なのに、「ストーリー(キャスティングとかも)」は「スタッフを殴り殺したいぐらい嫌い」というふうに、筆者は少なくとも感じます。
人間の脳ミソは「右脳と左脳」に分かれると言いますが、それって物事を納得するときに、私たちが「情理と論理」の2方向から考えているってことですよね。
「情理(感情)」では納得できてホロっとしたり、切なくてため息が出るのだけど、「論理(理屈)」の面ではぜんぜん納得がいかなくて、粗さがしては、次から次に欠点を見つけてイライラするとか、そういう感じ。
で、やり場のない思いを抱えたままネット検索とかしていると、「同じ感動を覚えているひと」や「同じ不満を抱いているひと」はいるものの、それを同時に表明しているひとがいなくて「寂しい」と。
ここ10年ぐらい、何かそんなことばかり起きているので、もうアニメを見るの疲れたなとか、止めようかなとすら思っていたりします。
なんだか、アカデミーとジャーナルの狭間で揺れる東浩紀みたいな感慨ですが、ほんとそんな気分なのです。