オタクが正しく、非オタクが間違っているわけ
オタクに関して、よく使われるテーゼがあります。
ゲームやマンガ、アニメ、ネットといったメディアのユーザーは現実逃避をしている。
まぁ、文面こそまちまちですが、こういった論調はあちこちに溢れていて、果ては「ゲーム脳」なんていうトンデモ学説まで飛び出すわけですから、これは根が深い。
そして、これは大まちがいなのですね。
ネットなどが危険なことは確かで、現実逃避でもあるわけですが、テレビだって光の配列、新聞だってインクの染みにすぎません。
よって危険度が「ネット>テレビ」だったとしても、危険だと自覚がある前者のユーザーと、それがない後者のユーザーで言ったら、明らかに後者のほうが危険なのです。
つまり、
オタク(ネット)・・・・大量破壊兵器を持ったシラフ
非オタク(テレビ)・・・くだものナイフを持ったヘベレケ
ということです。
ボクサーに例えてもいいかもしれませんね。
ボクサーはケンカで無敵ですが、ライセンス剥奪が怖くてリングの外で拳を奮えませんから。
ともかく世論というのは、かように間違っているということです。