萌え豚っていうな!

萌えヲタのことを萌え豚となんの根拠もなく言うのを止めさせることを目的としたブログ。自分で言うことも含む。

AKB48の中途半端な”知的財産操作の民営化(=ファンの運営への参加)”について

 5年ぶりぐらいにYouTubeにアクセスしたので、よろこび勇んで動画を漁っていたところ、いきなり失望させられました。

 真っ先に探したのがAKBの「涙サプライズ」のPVだったのですが、削除されていたのですよ。

 まぁ、よくあることと言えばその通りですが、筆者は「ほかならぬAKBがするか?」と思ったのです。

 このグループは、篠田麻里子の加入した経緯、AKB48劇場の支配人・戸賀崎のブログの内容、そして選抜総選挙などによって、「ファンが運営に参加できるアイドル」のように思われていますが、これって「知的財産の開放」ってことですよね。

 総選挙なんて特にそうで、「アイドルグループ」というのは「メンバーの個性を使って生み出す、音楽やビジュアル、ムーヴメントなど、それらの総体としての一種の芸術作品」なわけです。

 「メンバーの個性そのもの」が重要なパーツなわけですから、それを「運営側が選ぶ」のか「総選挙によってファン側が選ぶ」のかは、だから大事になってくるわけで、この「手つき」は「知的財産の扱い」そのものです。

 これを「民営化」する(=ファンに委ねる)ことこそ、彼らのアイデンティティなのであり、それをレコード会社に圧力掛けられたのか何か知りませんが、ほかの盆百のアーティストのようにPVを削除させるというのは、自殺行為に等しいと思うのです。

 とくにミュージックビデオのような大切なものは、熱心なファンほど高画質で残したいと思うものであり、いくらネットで流出したところで売り上げを落としたりするどころか、むしろ伸ばすのだというのは既に常識でなければならないはずなのに、一体どんな体たらくなのでしょう。

 よくAKBヲタはハロプロのことを「事務所がクズだからダメ」みたいに言いますが、UFAはこんな自己矛盾をしたことはありません。

 べつに「電通を使って、あたかも空席祭りだった海外公演が満員であったかのように印象操作をする」とかいうのは、どうでもいいのですよ。

 だってネットで調べない方が悪いわけで、バカだから騙される、つまりファンの自己責任なのです。

 しかし、この問題は運営サイドの問題であり、ファンの側にはどうしようもないことです。

 よってAKBの運営サイドには猛省を促したいと思います。(まぁ、どうせ届かないでしょうけど)