萌え豚っていうな!

萌えヲタのことを萌え豚となんの根拠もなく言うのを止めさせることを目的としたブログ。自分で言うことも含む。

今年の受賞作はタイ映画 −カンヌ映画祭から漂う、におい−

 なんか間接的に金のにおいがします。

 偽ハリセンボン春奈ことマイケル・ムーア9・11テロがらみで政府にファビョった「華氏911」や、コロンバイン高校純乱射事件をやおいネタとして消化した、アメリカの腐女子脚本家J・T・リロイの「エレファント」。

 これら、以前の受賞作もそうでしたが、どこかきな臭い感じ。

 今回の受賞作であるタイ版「居酒屋ゆうれい」?(主演の鈴木京香が色っぽい)こと「ブンミおじさん」も、バンコクの武力衝突への目配せっぽいし。

 いや、金とまで言い切るのは危険なんですが、米アカデミーは見ていると、そちらの方角からしっかりと金のにおいがしてくる一方で、カンヌはあさっての方向から漂ってくる感じ。

 で、そちらを振り返っても何もなく、いつの間にかにおいが消えてるんですが、視線を元に戻すとまたにおい出すって感じで、どうにも釈然としない。

 たけしがベネチアを獲ったとき「チッ…カンヌじゃないのかよ」と誰もが思ったでしょうが、こう考えてみるとベネチアでよかったのかもしれないと思えてくる。

 フランスは政治的にアメリカのやることなすことすべてに反対してますが、結局おなじ穴のムジナなんじゃないかとさえ思えてきます。

 アメリカが右手で殴ることに反対して、俺たちは左手で殴るぜみたいな。

 欧州の「欧」っていう字は「殴る」っていう字が変化したものだって言いますが、まぁ、それは関係ないか。

 ともかく「反アカデミーってな具合に、だいぶ前から間接的なビジネスが生まれてる」に100ブンミン。