萌えヲタがされているのは「批判」じゃなくて「無視」
前回みたように萌えヲタは意外と有名人にもいる。
だがそのヒカキンが萌えヲタだと知られていないように、たとえばテレビで全然語られない。
それは萌えヲタや萌え、声優が無視されているからだ。
今回はそのことをほかの事例を挙げながら見ていく。
■語られないヒカキンの萌え趣味
もちろんヒカキンがテレビに出演した際も、そのことは語られない。
■マツコと有吉でさえ
また世論とはいまだテレビが作っている部分が大きいが、その中で毒舌で知られるマツコデラックスと有吉弘行でさえ、萌えや声優に毒を吐かない。気を使っている。
有吉 「声優の事はあんまり言いたくないんだよね」
マツコ「声優はまだファンタジーの世界にいる」2017.07.27「かりそめ天国」から
■語られない声優
NHKに初音ミクが取り上げられても、声優の藤田咲が語られることはない。
また映画批評といえば現在はライムスターの宇多丸だが、彼が萌えアニメを取り上げた際、いつもならするキャスト紹介をすっ飛ばして、声優についてまったく触れもしない。
■作品の中に現れない萌え・声優
これは創作物の中でもそうだ。
萌えヲタや声優ヲタ、声優志望は現在あちこちにいるが、公立高校の人間関係をリアルに描いたとされる日本アカデミー賞受賞の作品「桐島、部活やめるってよ」にそれらは一切出てこない。
■園遊会に呼ばれた声優は1人だけ
その可能性があるのは国民的アニメとされる、テレビで高視聴率を維持し続けている作品に出ていることだ。
それは「サザエさん」「ドラえもん」「ちびまる子ちゃん」「クレヨンしんちゃん」である。
だがその中で園遊会に呼ばれたことがあるのは、「サザエさん」のサザエ役の加藤みどりただ1人だ。
2012年、皇室主催の園遊会に招待される。
ja.wikipedia.org
■まとめ
このように声優は叩かれているというより、無視されていると言ったほうがいい。